7年3ヶ月付き合った彼と別れた話②

昨日まで手を繋いで東京タワーなんてデートして、ご飯を食べてお酒を飲んでカラオケに行って、「クリスマス、今からホテルとれるかな」とか「今日うちに泊まりにくる?」なんて言っていた彼に別れを告げられ、ただ呆気にとられる自分。

 

あんなに愛してくれて大切にしてくれた彼が言うのだから、もうどうにもならない事だけはわかる。

でも、頭も心もついていかない。

彼は少し前から悩んでいたとしても、私には青天の霹靂だ。

胸の中心が痛くて息が苦しい。ほんの数分前まで手を繋いだ彼ともう二度と手を繋ぐ事もない。

夜の電話も、仕事帰りの夜ご飯もお酒も、来週のデートもない。

彼はもう前みたいに私を愛していない。

あんなに好きでいてくれていた私を振るほど、その娘のことが好きなんだ。

 

もう何を訪ねても何も戻ることはない。

過去の楽しかった話を少しして、「帰ろうか」と立ち上がった。